甘くて苦い人生に

しがないオタクの備忘録

ジャニーズJr.の自担がソロコンをした





タイトルの通り、




ジャニーズJr.の自担がソロコンをしました




私のオタク人生、そして今後のジャニーズ史でも起こるか分からない数ヶ月間の出来事を備忘録として残しておきたいと思います。









時を遡ること2021年12月13日。

そのニュースは、夕方までのバイトを終えてスマホの電源を入れた時に飛び込んできました。








正門くんソロコン。



..................正門くんソロコン?





友人からの連絡を返信する間もなく、理解が追いつかないながらとりあえずツイッターに移動すると『正門くん』『ソロコン』そして『正門良規 Solo Live SHOW』の文字。


えっ?ほんとにソロコンするん?正門くんが??




読み進めていくとどうやら正門くんはいわゆる春松竹でソロコンを開催するらしい、ということでした。




期間は2/25から3/31、実に31日間43公演。

いや、

43公演て何?!??!、?!!?!?!




年末はAぇ! groupにオリ劇で4公演しかやらせてくれなかったのに?!(ブチギレ)(根に持ってる)

正門くんが関ジュを背負っていく立場なのは分かってるけど、それがどうしてソロコンになる?



っていうか、ソロコンって何?!??!



正直2/25から2/31の間違いかと思いましたがそもそも2月に31日なんてない、ということに後々気付いたくらいには混乱していました。






ネット上は混乱と不安と良くない憶測で大荒れ。



「正門くんだけ東京に引き抜かれるんじゃないか」

「Aぇ! groupがなくなるんじゃないか」

「事務所が何を考えているのか分からない」



そんな声が溢れかえる中、私は“事務所の意向で正門くんが別の道を歩かされる”ということとは違う不安を抱えていました。




 




「正門くんがソロコンでしか得られない感覚や楽しさに魅了されてしまったら......」




 




私が自担のソロコンを見るのは人生で2回目です。


1人目は渋谷すばるくん。

二度のソロコンを終えた後、自分の音楽を追求するためにグループを旅立っていきました。

“一人でやること”がいかに自由で刺激的なものかをすばるくんの時に痛いほど感じたせいで正門くんのソロコン開催を聞いた時に漠然とした不安に襲われてしまったのです。



えっ?マジでソロコンって何?(n回目)



モヤ〜〜〜っとした気分のまま迎えた翌日、こんな島動画が。







あまり感情的になることのない正門くんが、どっからどう見ても気が動転しているような様子で、それでも丁寧に言葉を紡いでいる姿。

この動画を見た時、



先のことは分かんないけど正門くんのことが好きなことに変わりはない!!!!!!ソロコン決定おめでとう!!!!!!頑張れ!!!!!!!!!!!!



私の中にはもうこの感情しかなくなりました。全日本手のひら返し選手権優勝。

正門くんが頑張るって言ってるなら応援するしかないし、正門くんの掲げる「ジャニーズで誰も達成していないことを成し遂げる」という夢を叶えるためにも必要な道なんだろうなと前日までのモヤモヤした気持ちを昇華。


とにかく何がなんでも応援しよう、絶対に味方でいよう、と決意を決めたのでした。







そこから初日まではあっという間、中山優馬。←ふぉ〜ゆ〜




まずメインビジュアルの解禁。


少し前の関バリで「笑っちゃうような感じ」とか言ってたからどんなトンチキポスターが来るのかと思っていたら、バッチリ決めた世界一かっこいい正門くんの顔がバーン。

どこが「笑っちゃうような感じ」なんだよ。要素が一ミリもないじゃないかよ。



自担の顔ドーーーーーーン‼️なメインビジュアルに、大勢のジャニーズJr.が散りばめられたド派手ポスターしか知らない私も周りも大混乱。

この時期に正門くんから「テーマは“帝王”」ということが告げられてまた混乱した思い出。




そして雑誌やラジオで語られたセットリストを何個も挙げて練っているという正門くんの話、ソロコンへの決意、他のメンバーがソロコンについて言及する姿。

行く先々で楽しみだと溢す晶哉ちゃんに笑ったり「心配で心配でたまらない」と話すこじけんにじーんとしたり。


帰る場所があるっていいなあと感じたソロコン直前。






そうして、ついに迎えた2/25。





松竹座の前にデカデカと飾られた正門くんと「正門良規」の文字を見て勝手に誇らしくなりました。

梅田のデカ広告、なんば駅に飾られる無数のポスター、街中が自担で溢れているのを見てやっとソロコンが始まるんだなあと実感したような気がします。(当日まで「ソロコンって何?」って言ってた)




正直、開演までは楽しみというより「どうなるんだろう」という不安が大きくてワクワクするどころか怖ささえ感じていた部分もあったと思います。


会場に入り、幕に照らされたロゴを見つめながらぼーっと開演の時間を待つのみでした。





閉演後。










めちゃくちゃたのし〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!








世界一楽しい。


自担がずっとステージの真ん中を陣取ってて、かっこいいも可愛いもギターもダンスも歌も全部やってる。

青いペンライトに包まれながら嬉しそうに笑って、空から降る桜を浴びながら関ジュのみんなと楽しそうに歌って。




「楽しい」「好き」以外の語彙全部持っていかれちゃうくらいのステージを見せつけられてもう降参するしかありませんでした。




正門くん、もしかして世界一のアイドルなのでは............




いや、知ってたけど。

知ってたけどより確実なものになってしまったというか。なんというか、好きすぎてつらい............



初日の公演後あまりにも胸がいっぱいでガルボ一粒しか食べられないまま夜行バスに乗り込んだのも、正門担2人で「これ以上正門くんのこと好きになりたくない」とブチギレながらトリキで項垂れたのも、全部良い思い出です。






ライブ本編は、本当にこだわって作られたと分かるパフォーマンスがギュッと詰め込まれていました。



暗闇の中にそびえ立つ城が映し出され、幕が開くと怪しげな色の照明に照らされてステージの真ん中で玉座に腰をかけた帝王が『Dye D?』を歌い出す。立て続けに『Monster』『Shall we...?』と繋がり開始数分で帝王にひれ伏したり。


ピンクのモコモコ衣装を纏った正門くんが『だってアイドルだもん!!』を歌っているのを見て「これがAぇ! groupだったら正門くんに任せられることはないんだろうな」と思ったり(笑)


ずっと歌ってほしいと言っていた『僕の恋愛事情と台所事情』も、「こんな好きな人に出会う季節二度とない」の歌詞に合わせて客席を指差し微笑んでくれる『Love so sweet』も、正門くんが「ファンの方に色付けしていただいた」と話すリア恋キャラの集大成でした。



MCの功労賞は福井くんです!!!!!!(言語道断)



弾き語りも黒スーツメドレーも本っっっ当に良かった......正門くんが自分の声質にピッタリな曲を松竹座の0番で歌ってる姿、本当に主人公だったなあ。


『言葉より大切なもの』はたくさんの関ジュに囲まれながら武器であるギターを抱えて「あなたよりも大きな愛はどこにもないんだよ」と歌う正門くんが本当にだいすきで、この先何度も思い出すんだろうなと思うくらい綺麗な景色でした。


大先輩の曲を大トリに持ってくる決意も、Aぇ! groupの曲を1人で歌い切る強い気持ちも、最後まで正門くんの熱意を感じる夢のようなセットリスト。



“いつもの正門くん”も“ソロコンでしか見られない正門くん”も全部が詰まった、これ以上なんてないと思わせてくれるソロコンサートをやって見せてくれたのです。


最高のパフォーマンスで私たちの不安なんて一瞬で吹き飛ばしてくれたような気がしました。







「正門良規、Aぇ! group、そして関西ジャニーズJr.の応援よろしくお願いします」


最後の挨拶はいつもこの言葉で締め括られました。

正門くんは大きなプレッシャーとたくさんのメンバーを背負ってこの松竹座の0番に立っているんだ、と。





このご時世でコンサートがいつ中止になってもおかしくない中、マスクを二重にして感染対策をしていたことも、座長としてJr.をご飯に連れて行ってあげたい気持ちを抑えて良いお弁当を差し入れしていたことも全部知っています。

知っているからこそ、その行動が実を結んで無事に千穐楽を迎えられたことを本当に良かったと強く思いました。




心から、ソロコン大成功おめでとう!

そして、かけがえのない素敵な思い出をありがとう。




このソロコンが正門くんのアイドル人生の大きな1ページとして刻まれますように。











#正門担でよかった!!!!!!