甘くて苦い人生に

しがないオタクの備忘録

Aぇ! groupのWセンター論





皆さんは〝センター〟と聞いて思い浮かぶ人はいますか?





ジャニーズにはHey!Say!JUMPの山田くんだったりSexyZoneの勝利くんだったり、関西で言うと大吾くんとかもそうですが、多くのグループに〝絶対的センター〟が存在します。

そういう人って、どんな括りでも基本的に最前列に立ちみんなを引っ張っているイメージがあります。




そう考えるとAぇ! groupはちょっと珍しいタイプ。







誠也くんは紆余曲折を経て、入所10年目24歳の時に初めて公式ユニットに選出された経験の積み重ね粘り勝ちタイプ(ネーミングセンス)。

正門くんは伝説の室龍太生き返り曲『HAPPY』でギター持って真ん中に立たせていただくことはあれど、基本的に〝2列目の端〟が主なポジションでした。(シンメにほぼ必ず小島健がいる)(指ハートの絵文字)




つまり、彼らは

ユニットの結成と同時に突如センターに躍り出たタイプの人なのです。




Aぇ! groupの結成によって〝Wセンター〟となった、言い換えれば「今までセンターではなかった」2人がどのようにセンターとしての役割を分担しているのかを考えてみました。






パフォーマンス面を担う〝魅せるセンター〟
末澤誠也(25)



歌わせれば持ち味の高音を活かしたジャニーズJr.随一の歌唱力を、踊らせればしなやかで華麗なダンスを披露する。歌とダンスのどちらをとっても常にトップレベルのものを持っています。



パフォーマンス中に0番=センターに立つことが一番多いのが誠也くん。

「まあメインボーカルだしバンド中はそらそやろ」という意見もあるかと思いますが、私が今回注目したのは〝ダンス曲〟の立ち位置。



例えば、 Aぇ! groupオリジナル曲『Firebird』のサビ。

フォーメーションはこんな感じです。



末澤さんって、いつ、何時、何の曲だろうとサビになると絶っっっ対真ん中に現れます。


軽めの振りや踊らず歌う曲は正門くんと0番を割ることが多いものの、バキバキのダンスになればなるほど誠也くんの近く(前列)にリチャが置かれます。

わっかりやすい配置でびっくりしちゃった。おそらく結成時はリチャ末のダンススキルがずば抜けていたので、バランスを考慮してこの並びになったのだと推測しました。



そして落ちサビに参ります。





帝王・聖夜______




このパートでのフォーメーションは



セリフがある誠也くんがセンターで、裏センターに正門くん。ラスサビはこの立ち位置のまま分散します。



こんな感じ。


いろんな角度から確認して初めて気付いたんですけど、正門くんめちゃくちゃ奥に追いやられてたのねwwwwwwwwwwwwwwwwww




2019年8月の少クラin大阪以降(というかFirebird以外の曲)はかなりの割合で正門くんとシンメになっているイメージ。





帝王・聖夜______


からの





側近・正門



のパターンがマッッッジで多い。誠也くんと丸かぶり立ち位置から急に現れることが鬼多いのです。 



春松竹の局動画で初披露された『Party-Aholic』はフォーメーション入れ替わり立ち替わりありますが、全サビ正門くんと誠也くんがシンメです。

今のところ、上手下手は違えど基本的にAぇ! groupが披露した曲の9割はスタートが末規シンメと言えます。




春松竹のNOT FINALEはもんビバシンメのスタートだったんですけどね!!!!!!(バカデカボイス)(もんビバ過激派組織)





...すみません、取り乱しました(?)



高度なパフォーマンスの誠也くんがセンターにいることでめちゃくちゃバランスがよく見えるし、その姿を見ることで他のメンバーも負けじとダンスを上達させる相乗効果が起きるのです。


大晴もバンジー飛びながらこう言ってました。





誠也くん、これからもAぇ! groupの底上げよろしくお願いします、、!






メディア面を担う〝掴みのセンター〟
正門良規(23)



正門くんはここ10ヶ月の間にドラマ『恋の病と野郎組』で東京Jr.とそのファンに、朝ドラ『スカーレット』ではお茶の間のおじいちゃんおばあちゃんに、6月開演予定の舞台『染、色』ではNEWS担の方々に顔を広めた、言わばAぇ! groupの広告塔


バラエティーで喋る(仕切る)のも正門くんなので、基本的に座る位置は





ここ。一列目の一番MCに近いとこ。


気にとめたことはないかもしれないけれど、『なにわからAぇ風吹かせます』で正門くんがロケに参加した回のスタジオ収録は全部この席です。


MCの人と近いことから話を振られる回数が多く、仕切り担当なので話す内容も多い。必然的に視聴者の目に留まる位置なのです。




雑誌の表紙やユニットページなどで最も目につきやすい位置にいる割合もめちゃくちゃ高い、のですが今まで掲載された雑誌をすべて持っているわけではないので集計のしようがありません。




そこで、必殺奥義・ISLAND TVを召喚❗️


6人が横一列で並んでいる時、センターにいる回数を集計しました。

※1人でも前や後ろに出ていて〝横一列〟と判断しにくい、または6人が揃っていない動画は対象外になります。



全23回のうち16回の動画でセンターに立っていた正門くんがダントツで1位。おまけに一番多く喋ってました。

メディア面で真ん中に立つというのは〝対・外部の誰か〟に向けて何かを発信する時に率先して動くことでもあるみたいです。



これはファンや視聴者に対してだけではありません。



礼儀やマナーもしっかりしてるから、どんな現場に行ってもスタッフさんとメンバーをつなぐ役割をしてくれてる(末澤)
-『月刊ザテレビジョン』2020年1月号

正門くんは一歩下がってメンバーを支えていますよね。みんなが大変だと思うことや、スタッフへの対応、自ら率先してやってますね。簡単なことではありません。
-『僕らAぇ! groupって言いますねん』宮崎P(関ジャニ∞横山くん)



裏でもAぇ! groupの顔としてスタッフさんに対応することを怠らないのです。


『染、色』の主演なんてスタッフさんがNEWSのシゲに「思慮深い子です」って提案してくれて決まったんですよ...?そんなことある?!??!

知らず知らずのうちに行っていた自然な言動がお仕事に繋がる、彼のことを【歩く広報】と呼びたいと思います(ハ?)



多分、横山くんもそういうところを見越してあの個性爆発五人衆の中に正門くんをぶち込んだんじゃないのかとまで考えてしまうほど。


正門くんが先陣を切ってAぇ! groupを世界に広めていってくれる立場になってくれるといいなあ、なんてしがない正門担はぼんやりと願っております。





あと、結成当初に「僕はセンターっていう感じじゃない(笑)」と謙遜していた正門くんですが、






晶哉ちゃんが正門くんのことをめちゃくちゃセンターとして見ているのでちゃんと自覚はしてください(笑)


(こじけんはセンターの自覚があってとてもいい)






結論



単に『Aぇ! groupのセンター』と言ってもお互いがお互いの役割に介入しすぎることなく、それぞれの持ち味を生かして足りないところを補い合っています。



性格もほぼ正反対、歴も年齢も違う、そして今まであまり同じ括りで活動してこなかったからこその空気感なんでしょうか?

どちらか一人だけでは務まらない、2人の活躍が相互作用を起こして1+1が2以上の価値を生み出しているような気がします。







つまり









ふたりはプリキュア(概念)